ライティングマニュアル

目次

【1】あなたの仕事は「文章をかくこと」では無い

ライターとかライティング業務って何をすればいいのか?
ただ文章を書けばそれでいいのか?

当方のライティング業務は、文章を書くことが仕事ではありません。

そこだけは勘違いをしてほしくないです。

間違ったまま理解を深めてしまうと、取り返しのつかないことになります。

最初から正しくライティング業務を理解していただくことで、ライティングスキルは飛躍的に向上します。

では、何のために文章を書く必要があるのでしょうか?

1.当方が考えるライティングの定義

ライティング業務の定義とこのように考えております。

  1. ユーザーが求めている必要な情報が何かを把握し、調査すること。
  2. 調べた情報を、誤解を招くことなくわかりやすく文章化し、読者に情報を確実に伝えて、悩み解決のサポートをすること。

つまり、読者の悩み解決をサポートすることがあなたの仕事です。

ただ適当にネット上にある情報を広く浅く拾い集めてまとめた文章を書くことがあなたの仕事ではありません。

  • 専門用語を連発している文章
  • 辞書みたいな文章
  • 古文、漢文
  • 大学のレポートや教科書、参考書

こういった文章って本当に読みにくいですよね。
読み手の人にとって必要な情報がたくさん書かれていますが、読み手にちゃんと伝わっていなければ意味がありません。

読まれていないということは、存在していないのと同じです。

読まれない文章を書くライターに価値はありません。

出版社や作家さんは、本を作ることが仕事ではありません。
読む人に文章を伝え、感動を動かし感動を与えることが仕事です。

それと同じように、ライターは記事を書くことや文章を書くことが仕事ではありません。

記事を読む人に文章を伝え、悩み解決をサポートするために必要な情報を読者の代わりに調べてあげて、わかりやすく伝えることがライターの仕事です。

当方ではそのように定義しています。

ライティング業務を請け負っていただく方には、まずこのことを必ずお伝えさせていただいています。

しかし、それでも理解せずにマニュアルを無視して、適当な寄せ集めの文章を納品される方がいます。

ご理解いただけない方とは一緒にお仕事はできません。

むしろ適当に寄せ集めた文章になんの価値があるのでしょうか?

読者の気持ちや悩みに寄り添えない文章に価値はありません。
価値を生み出せない方にはもちろん報酬を支払うこともできません。

あなたも貴重な時間を使っているのですが、適当な仕事してる暇なんて無いはず。

そして、あなたが作った記事は、全国の何千何万人の人たちに読まれることになります。

検索結果のページの中に、あなたが作成した記事が表示されます。
その記事を全国のネット検索をしてきた人たちが読むことになります。

その人たちをガッカリさせないために、「お!この記事すごく参考になる!」と思ってもらうために、読む人の気持ちにを考えて文章を作っていただきたいです。

あなたに正しくライティング業務を進めていただくために、あなたの持っている時間を最大限活かせるように、そしてより多くの報酬をお支払いしてあなたの生活に貢献できるように、ここまでお伝えしたことをご理解いただいた上で業務を進めて下さい。

そしてあなたも、悩みを抱えてネット検索をしてくる人たちの役に立つ記事を書けるように精進してください。

もちろん、数日で完璧に仕上がるわけではありませんし、完璧を求めていません。
時間をかけてあなたのスキルアップを援助します。

スキルアップしていただくことで、より品質の高い記事を納品していただけると信じているからです。

完璧を求めていませんが、完璧に近づく努力は惜しまないようにしてくださいね。

2.品質の高い記事とは?

「品質の高い記事」と言われることが多いですが、そもそも品質の高い記事ってどういう意味なんでしょうか?

前途しましたが、当方ではこのように定義しています。

  1. ユーザーが求めている必要な情報が何かを把握し、調査すること
  2. 調べた情報を誤解を招くことなく、わかりやすく嚙み砕いた文章を書いて確実に伝えること

この2点を満たす記事であり、どのように工夫して記事作成しているか?具体的に説明できる記事のことを、品質の高い記事と判断しています。

【2】読みやすくわかりやすく記事を書く方法

わかりやすく書くといっても、なんだか抽象的な表現ですよね。

では実際に書く時にどうすればいいのか?
具体的なイメージができず、そもそもこの表現がわかりにくいです。

「わかりやすい文章を書いてください」ということだけ指示されても、それに対応するのは難しいです。

わかりやすい文章を書いたつもりでも、「この文章だとわかりにくいです」と言われたら悲しいしムカつきますよね。
私も経験があります。

わかりやすく書くというのは、一人ひとり性格や個性が違うように、わかりやすさの解釈が異なります。

なのでマニュアルでは「こうすればわかりやすく書けます」ということはお伝えしていません。
(最低限の表現方法や装飾の正しい使い方については説明致します)

そこで、ライティング業務に取り組んでいただく前に、まず初めにやってほしいことがります。

1.自分にとってわかりやすい記事とは何か?基準を明確にしよう

あなたもネット検索をして、サイトを見たり情報収集された経験があると思います。

色んなサイトを見ていく中で、

  • これは読みやすい!
  • これはわかりやすい!
  • なんだこのサイト?
  • 何が言いたいのかわかりにくいなぁ…
  • 意味わからん
  • 知りたいのはこれではないんだよなぁ…

という感想を持っていると思います。

そのあなたの間隔と感性を尊重します。

あなたが読みやすくわかりやすいと思ったサイトの工夫をどんどん真似してください。

サイトを見つける時は、ネット検索で、
「読みやすい記事」
「わかりやすい文章」
「ライティングスキル」
「ユーザー検索意図」

と、それぞれのキーワードでネット検索してください。

もしくは、指定されたキーワードで実際に検索してみて、他の人たちはどのような感じで記事を書いているのか、他のサイトも参考にチェックしてみてください。

当方はライター様に作っていただく記事コンテンツによって売上を伸ばすことができております。
その結果、ライター様に報酬をお支払いすることができております。

あなたに品質の高い記事を作っていただくことで、結果的にあなたにより多くの報酬をお支払いすることができます。

お互いの生活のためにも、そして記事を読んでいる悩みを抱えた読者のためにも、あなたと一緒にお仕事していきたいです。

2.自分の家族や親しい友達に向けて説明するイメージ

自分の家族や親しい友達に向けて説明するイメージで記事を書く

ご自身の家族や仲の良い友達を想像して文章を書いていただくとイメージしやすいかなと思います。

  • この記事や親や家族が読んだらどう思うだろうか
  • こういう言い方はわかりにくいかも
  • この言葉を使うと難しいから、ちゃんと具体的に説明してあげないとな
  • これを書くんだったら、プラスしてこういう情報も補足してあげたほうがいいな

家族や親しい友人に向けて話すようなイメージで、文章を書いてみてください。

ネイルアレルギーになっている友達に向けて、

その友達の悩みを解決できるように、その友達が求めている情報を伝えられるようにするには、どういう文章を書けばいいのか、どういう情報を調べてまとめればいいか、

を考えて書き進めてください。

AとBのクレジットカード、どっちにしようか悩んでる友達に向けて、

どういう場合ならAがおすすめで、どういう場合だとBがおすすめなのか。

逆にどういう場合だとおすすめじゃないのか、を考えて書き進めて下さい。

「家族や親しい友達に読んでもらう」

これをイメージすると、読む人の気持ちに少し近づけるようになります。

【3】文章が完成したら声に出して音読してください

記事が完成したら、提出をする前に、文章を声に出して音読をしてみてください。

文章を声に出して読んでみると、読みにくい文章、わかりにくい文章をすぐに見つけ出すことができます。

読みやすい文章やわかりやすい文章は、文章にリズムがあります。

そのリズムを理解するために、書いた文章を声に出して読んで確認してください。

悪い例

引越し予定の1ヵ月~2ヶ月前からがベストですと言うとそんなにすぐで良いの?なんて感じてしまいそうですがインターネットが普及したことから日常の中でもさまざまなことがスピーディに回るようになっていますので3ヶ月前から「この物件がいいな」なんて決めていたとしても1ヶ月前に不動産屋に行ってみたらもう入居者が入っているなんてことは日常茶飯事です。

夢を膨らませていた分がっかりしてしまいますしまた一から物件探しと考えたらはじめる前から疲れてしまいますから不動産屋も入居日が近い人の方を優先したくなるものですので3ヶ月前くらいから家賃の相場やエリアの候補を絞って実際に物件を選び始めるのは1~2ヶ月前がおすすめになります。

一文が長すぎると、読めないことは無いですが、わかりづらいし読みづらいです。

声に出して読むとリズムが無く、結局書いている情報の意味が分からなくなります。

良い例

引越し予定の1ヵ月~2ヶ月前からがベストです。そんなにすぐで良いの?なんて感じてしまいそうですね。しかしインターネットが普及したことから、日常の中でもさまざまなことがスピーディに回るようになっています。3ヶ月前から「この物件がいいな」なんて決めていたとしても、1ヶ月前に不動産屋に行ってみたらもう入居者が入っている。こんなことは日常茶飯事です。

夢を膨らませていた分、がっかりしてしまいますし、また一から物件探しを…。と考えたらはじめる前から疲れてしまいますよね。こういった面、そして不動産屋も入居日が近い人の方を優先したくなるものです。3ヶ月前くらいから家賃の相場、エリアの候補を絞って、実際に物件を選び始めるのは1~2ヶ月前がおすすめです。

声に出して読んでもスラスラと気持ちよくリズム良く読み進めることができます。

声に出して読む作業は「文章の違和感」を見つける確認作業です。

違和感を見つけたら違和感が取れるように修正をしてください。

慣れると自然に読みやすくわかりやすい文章を書くことができるようになっています。

【4】実際に家族や友人に見てもらう

先ほど、家族や友人に向けて説明するイメージで書くと説明しましたが、あなたが作成した記事を、
実際に家族や友人に見せて感想をもらってみてください。

もちろん当方でもあなたに作成していただいた文章の確認と添削をさせていただいておりますが、
第3者の意見を取り入れることによって、読む人の気持ちに気付くことができます。

  • 自分ではわかりやすいと思ってたけど、わかりにくいと指摘された
  • 自分ではわかってたけど、具体的な説明が無いからわかりにくいと指摘された
  • なんとなく全体的に読む気しないとダメだしされた

あなたが作成した文章は、画面の向こう側の人に届いており、多くの人が読んでいます。

ネット検索の検索結果にあなたの書いた記事が表示されます。
そして全国の人たちがネット検索を利用してあなたの記事を読みます。
それは、あなたの家族や友人も例外ではありません。

自分で書いた文章を読むのと、第3者の人が読むのでは、得られる印象も異なります。

なので、文章が完成した後、自分自身で確認するのはもちろんですが、ご家族や友人にも読んでもらい、感想や意見をもらってみてください。

  • 読んで素直にどう思ったか
  • わかりにくいところは無かったか
  • これを読んでもっと知りたいと思ったことは無いか

私も、自分で作成した文章を、家族や友人に見てもらう機会を積極的に作っています。

最初は照れくさくて恥ずかしい気持ちもありますが、意見をもらうと参考になることばかりで、結果的に品質の高い記事に仕上げやすくなりました。

【5】読者に伝わる文章を書く5つのコツ

当方の運営するWEBサイトは、読者様に読みやすくわかりやすく情報をお届けすることを強く意識しております。

そのため以下の項目については、記事を書きあげた後に、確認して頂くようにお願いしております。

  • 具体性
  • 断定
  • 比較
  • 強調
  • 根拠

この5つです。それではそれぞれについて具体的にご説明いたします。

※最初からこの5つを意識して文章を書こうとすると、考えすぎて手が止まり作業効率が低下してしまう恐れがあります。まずは一通り文章を書いていただいた後に、文章が完成した最後に、5点を確認していただけますと効率よく作業を進めることが可能です。

1.具体性

ここが最も重要!

質の低い記事と判断されるほとんどの理由が、「具体性が無い」ことが原因です。

  • サプリメントを購入するのは高いです
  • 地方公務員の月収は意外と低いです

ではなく、
なぜサプリメントを高いと感じたのか、
なぜ地方公務員の月収が低いと感じたのか、
その理由を含めて説明
しましょう。

具体的な例を出すことでわかりやすい文章になります。
逆に具体的な例が無ければ、イメージしにくい文章となり伝わりにくくなります。

そこで、本記事ではLINEMOのキャンペーンの詳細について解説します。

この記事では読むことで、現在どんなキャンペーンが実施されているか、どれだけお得に利用できるかがわかります。追加

キャンペーンの適用にはややこしいものもあるので、かんたんに紐解いて解説しています。

before
LINEMOのキャンペーンの”詳細”について解説します。

after
LINEMOで現在実施中のキャンペーンを全て解説します。
→”詳細”とは具体的に何なのか?を明確にする。

before
“どれだけ”お得に利用できるかがわかります。

after
全てのキャンペーンを利用すると、総額3万円相当が実質無料にできちゃいます…!
→”どれだけ”とは具体的にどれぐらいなのか?を明確にする。

before
キャンペーン適用には”ややこしい”ものがあるので

after
キャンペーン適用には、事前エントリーが必要だったり、申し込みから数ヶ月後に受け取るメールのURLをクリックしないともらえなかったりなど、ややこしい手続きのせいでせっかくのキャッシュバックがもらえない可能性もあります…。
→”ややこしい”とは具体的になんなのか?を明確にする。
→具体的に書くと、”ややこしい”と言わなくても、ややこしいことが伝えられる。

上は添削事例の一部となります。
一言でも具体的な表現を入れることで、わかりやすさ、伝わりやすさの印象は劇的に変わります。

before
キャンペーン適用には”ややこしい”ものがあるので

after
キャンペーン適用には、事前エントリーが必要だったり、申し込みから数ヶ月後に受け取るメールのURLをクリックしないともらえなかったりなど、ややこしい手続きのせいでせっかくのキャッシュバックがもらえない可能性もあります…。
→”ややこしい”とは具体的になんなのか?を明確にする。
→具体的に書くと、”ややこしい”と言わなくても、ややこしいことが伝えられる。

上は添削事例の一部となります。
一言でも具体的な表現を入れることで、わかりやすさ、伝わりやすさの印象は劇的に変わります。

before
毎月サプリメントを買うのは高いですよね。

after
19800円のサプリメントを毎月買い続けることを考えてみてください。
→具体的に金額、数字を入れることで、「高い」と言わずに、高いということを伝えることができます。

例えば、
・格安SIMに乗り換えると携帯料金を安く抑えられるので節約できます。
この文章には具体性があると言えるでしょうか?

“安く”と言わずに、「安っ!」と読者さんに感じてもらうにはどのように具体的に書けばいいでしょう?

そこを意識して修正すると、このようになります。

「あなたの現在の携帯料金が毎月6,000円だとした場合、格安SIMに乗り換えた翌月からあなたの携帯料金は毎月3,000円になります。つまり、格安SIMに乗り換えることで毎月の携帯料金を安く抑えられるので、食費を切り詰めたりおやつやカフェを我慢しなくても簡単に節約できます。」

「安い」という言葉を使わずに、「安い!」と読者さんに感じてもらう。

“イメージを伝えて意味を感じてもらう”ために具体的な表現を文章に含めて行く必要があります。

これができるライターさんは全体の1%以下だと思います。
これまで僕も500名以上のライターさんとお仕事してきましたが、これを意識してできるライターさんは、1~2人でした。

逆にいうと、これができるだけでライティングスキルは飛躍的に向上しますし、どんなクライアントさんのところでも重宝される存在になれます。

記事が完成したら、具体性が足りてないところがないか、ご自身でセルフチェックしてみてください。

2.断定

「~だと思います」「~だそうです」「~みたいです」「~かもしれません」

というように、はっきりと断定せずに判断がうやむやになるような文章は書かないでください。もしこのような文章を書いてしまったら、

「~です」「~ます」

というように言い切ってください。そうすることで読者さんに迷いを与えることなく、スムーズに読み進めてもらうことができます。(個人的な感想や意見の場合は断定しなくても良いです。あなたが調べた情報をまとめるときは断定してください)

そもそも、なぜあいまいな表現になってしまうのか。
そうなる原因のほとんどが、「リサーチ不足」です。

ドコモから格安SIMに乗り換えたら携帯料金は安くなると思います。
→いや、確実に安くなるので、そこははっきり言い切るべきです。

このパソコンを買えば、問題なく仕事できるでしょう。
→他人事ですか?そういう言い方をされると不安が残ります。
 読者さんは本気で悩んでるんです。
 どのパソコンを買えば動作に問題なくスムーズに仕事できるか、 パソコン選びで失敗したくないし、後悔したくないんです。
 そんな読者さんのために、後悔させないため、リサーチしてください。
 そして、「このパソコンなら絶対に大丈夫!」と思えるくらい ご自身で根拠ある情報を蓄積してください。

リサーチした結果、いくら調べても断定できる根拠ある情報が無ければ「〜だそうです」という表現になっても仕方がありませんが、
そうなる場合は、なぜこういったあいまいな表現になるのかを合わせて追加で説明を入れておくのと良いです。

そうすることで、読者さんもあいまいな表現になっていることに対して納得してもらうことができます。

記事を読んでもらう際、読者さんに「疑問」「違和感」を与えてしまうと読者さんは記事を読むことをやめ、離脱してしまいます。

疑問が浮上しないように、違和感を感じさせないように、こう言った工夫や説明が必要になってきます。

3.比較

比較をすることでわかりやすくイメージさせることができます。
逆に比較をしてあげなければ、イメージしにくく伝わりにくくなります。

・鉄分を多く含むサプリメントを毎月購入するのは高いです。
・地方公務員の月収は意外と低いです。

ではなく、

なぜ高いのか、
なぜ低いのか

読者に伝わるように書く必要があります。

「りんごは高い」と言わずに「りんごは200円。梨は100円」と書くと、りんごは高いということを文章で書いていないのに、読者にはちゃんと伝わります。

良い例

・鉄分を多く含むサプリメントを毎月購入するのは高いと感じてしまいます。でも鉄分を多く摂るために食材をたくさん購入しても、調理で栄養素が壊れてしまったり流れてしまったりすると上手く鉄分を吸収できません。効率よく鉄分を摂取できるのなら、食材を買う費用を考えると、サプリメントは十分価値があるかなと思います。

・地方公務員の月収は、国家公務員の約半分とかなり低いです。同じ公務員でも働く場所やレベルによって収入は2倍以上の差になる場合があります。

4.強調

本当に重要な情報や、読者に絶対に気を付けてほしいことは、強調して文章を書くようにしてください。

クレジットカードの返済が滞らないように注意しましょう
車の点検はなるべく定期的に実施するようにしましょう

これだと本当に重要なのかどうか伝わりにくいです。

返済が滞るとなぜ危険なのか?
なぜ車の点検をしなければいけないのか?

具体的に説明することで協調することができ、読者にも情報が伝わりやすくなります。

良い例)

・クレジットカードの返済が滞らないように注意しましょう。もし返済が滞ってしまうとクレジットカードの利用停止処分を喰らってしまったり、最悪の場合、個人情報の信用記録にキズがついてしまう可能性があります。1回程度の支払いの滞りではそういったことになりませんが、常習化してしまうとブラックリストにのってしまい、クレジットカードを作れなくなったり、お金を借りれなくなったり、ローンを組めなくなったりします。ちょっとした気の緩みが今後の人生に大きく関わってしまうので、クレジットカードの返済は毎月きっちり支払うように管理しておきたいですね。

・車の点検はなるべく定期的に実施するようにしましょう。車の定期点検をせずに1年間、約1万キロを走ってアクシデントを起こしてしまった私が言うので間違いありません。気が付かない間にタイヤが大きくすり減っていて、寿命がかなり近い状態なのに気づかずに走っていました。普段ならちょっとした縁石に乗り上げてもびくともしなかったのに、ある日突然タイヤが爆発してパンクしてしまいました。彼女と一緒に乗っていて、明日彼女の仕事が朝早いから急いで帰っていたときにアクシデントを起こしてしまったので、空気は凍てついて最悪でした。結局保険屋さんに連絡をして40分待機してレッカーで近くの整備工場まで運んでもらいました。整備士の方にも「点検して早めにタイヤのすり減りに気が付いて交換していたらこういうことにはならなかったね」と言われ、定期点検してなかったことをとても後悔しました。なので車の点検は定期的に実施する重要性を改めて思いました。

5.根拠

「おすすめです」「とても良いです」「意外とダメなんです」と、自分自身の意見を書く場面も出てくると思います。

その時、

なぜそう思うのか、
なぜそう感じるのか、

根拠がなければ読み手は素直に文章を理解することができません。

自分の意見を書くときは「根拠」も合わせて書いてください。

また、読み手が「なぜ?」と思いそうな文章や表現があった時は、その場合も必ず根拠を書いてください。

  • スムージーは体にも良いし健康のために飲み続けると良いですよね。
  • ダイエットを始めたいなら酵素ドリンクはおすすめしません。

なぜ飲み続けるとよいのか。
なぜ酵素ドリンクはおすすめしないのか。
その根拠を読者は知りたがっています。

読者が気になりそうな情報を「先回り」して伝えていきましょう。

良い例

・スムージーは体にも良いし健康のために飲み続けると良いですよね。なぜならスムージーは多くの栄養素が壊れることなく含まれているので、生野菜を食べるのに近い状態で取り入れることができるからです。野菜ジュースなどは細かく分解されて栄養素が壊れることが多いので、できれば生野菜のまま食べるのが理想ですが、それを毎日続けるのは難しいし食費もかさんでしまいます。でもスムージーならそれらのデメリットを解消できることから注目されています。ちなみに私もスムージーを(できるだけ)毎朝飲んでいます。

・初めてダイエットを始めたいなら酵素ドリンクはおすすめしません。なぜなら酵素ドリンクのダイエットはプチ断食のようなもので、体の負担が大きくなるからです。そりゃ食べなければ体重は減りますしダイエット成功と言えるかもしれませんが、初めてのダイエットで体の負担が大きい手法を試してしまうと、リバウンドしてしまったり体調を壊してしまう可能性もあります。痩せても不健康になるなら意味ないですよね。なので最初は断食をするよりも食べるものを変えたり、食べる時間帯を変えるなど別の方法を試してみることをおすすめします。

【6】完成した文章のアラ探しをしよう

「文章が完成した!これでOK!」となる前に、最後にもう一度ご確認をお願いしております。

声に出してじっくり読んだときに、以下の2点に気を付けながらご確認ください。

1.文章を読んで疑問が浮上してこないか?さらに浮上した疑問に対して回答できているか?

  1. 具体的な説明が少ない、足りていない。
  2. 根拠や理由が書かれていない。大事な情報を丁寧に解説できていない。
  3. 比較する情報が少なすぎる。読者に納得してもらえる情報をそろえていない。

こういう文章は一般公開することができません。
読者の為にならないからです。

つまり、その文章には価値が無いということです。

読者の悩みを解決する為に記事を書いて情報を発信しているのに、
読んだときに「なぜ?」「なんでこうなるの?」「どうして?」と、
新たに疑問が浮上するのは本末転倒です。あってはならないことです。

「なぜ?」「なんで?」「どうして?」
という疑問が残ったままの記事にならないように、完成した文章をよ~く読んで確認しましょう。

2.あいまいな表現になってないか?

  1. たぶん~~だと思います。
  2. 検討してみるのもいいかもしれません。
  3. おそらくこういうことだと思います。

ちゃんと情報収集ができていれば、あいまいな表現になりません。

こういう書き方になるということは、自分自身の憶測だけで書いていて、根拠となる情報を把握できていない証拠です。

つまり、情報のリサーチ不足です。

十分に調べていただければあいまいな表現になることはありません。

信ぴょう性の低い、情報の根拠を説明できない情報に価値はありません。

読者は判断に迷って悩んでる状態で記事を読んでいます。
決断するために情報収集している状況なので、その読者に向けてあいまいな表現をするのはNGです。

結局どっちなのか?
やるべきなの?
やらなくてもいいの?

と思わせないように、

どういう状況なら何をするべきなのか、
具体的に文章で指示をしてください。

逆にどういう状況ならしなくてもいいのか、具体的に文章で読者に向けて提案してください。

【7】なぜ曖昧な表現はNGなのか?

今まではこういった表現を「OK」としておりましたが、ユーザー目線を考慮した際に、この文章では逆にユーザーを「迷わせてしまう」と感じました。

ユーザーは悩みを持った状態でネット検索して情報収集しています。

つまり、自分で判断できない状態にいるってことです。

参考になる情報を探している状態。
誰かに教えてほしい。

自分で決めるのはとても大変でしんどいことなんです。

そりゃ誰かに決めてもらって従うほうが楽ですよね。

自分で決められない、
誰かに決めてほしい、
誰かに教えてほしい、

だからネット検索をして情報を探しているんです。

そんな状態で記事を読んでもらっているのに、読む人に判断を促すのはNGです。

かえって読者さんを混乱させてしまい、決断を鈍らせてしまう結果になります。

「こんな場合は絶対これがいい」
「こういう悩みを持ってるならこれをするしかない」
と、はっきり読者に断言する文章にしてください。

「今日の晩御飯何がいい?」と質問をして
「何でもいいよ」と言われると困るのと同じ。

逆に「ハンバーグがいい」と決めてもらうほうが楽ですよね。笑

つまり「色んな情報があるからなんでも参考にしてね」と、ざっくりアバウトに伝えるのは不親切です。
ユーザーのことを考えた文章とは言えません。

こういう文章を書く人は、ライターとしてきっちり仕事ができていない証拠です。

しっかり調べていれば、読む人の立場や悩みを想定できていれば、はっきり伝えられます。

はっきり言えないというのはリサーチ不足。
これではライター失格です。

ユーザーに向けて

「これがおすすめ」
「絶対やるべき」
「やらなきゃ損」

と、はっきり言い切ってあげることでユーザーの背中を押すことができ、ユーザーも迷いを払拭しやすくなります。

それが結果的に読者の悩みを解決することに繋がります。

【8】最初は必ず修正依頼をします!

1記事目から完璧に記事を書ける人はいません。
マニュアルを読んだとしても一発で理解して一発合格できる人は絶対にいません。

最初は絶対に修正依頼をします。

あなたがいくら1記事目から100点満点の記事を作れたと言っても、自信のある満足のいく記事を納品できたとしても、
私は必ず修正依頼をします。

けど、修正の指摘をされたからと言って、ネガティブな気持ちになる必要はありません。

修正されたということは、あなたの能力が低いからではなく、単純に記事の完成イメージのすれ違いがあったからだけです。

そのすれ違いを解消するために、私はあなたに記事の修正を依頼します。

まずはマニュアルを参考に、とりあえずあなたの思うように記事を作成してみてください。

あなたがイメージしていることと、私がイメージしていること、最初はどうしても乖離が出てしまうものです。

なので1記事目から一発OKになることはほとんどないでしょう。

私としても、理想とする記事の完成イメージを持っておりますので、そのイメージに近い記事をあなたに作成していただけるように、修正の依頼をします。

なので、最初の1~5記事は、たくさん修正依頼があって当たり前とお考えいただきたいです。

徐々に少しずつコツをつかんでイメージのすり合わせをしていき、修正箇所のない一発OKの記事を書けるようになるまで、根気よく進めていただきたいです。

「1記事目で完璧を目指さず、60点でいいから完成をさせてください。10記事目には70点になるように1記事目よりも良い記事になるように目指してください。100記事目でも80点のクオリティで記事を書けるように仕事を続けてください」

という考え方を持ってお仕事をしていただけると、安定してお仕事を続けやすくなるかなと思います。

あなたと私と二人で一緒に、読者さんのために良い記事を仕上げていく。

そのように考えて一緒にお仕事をさせてもらえると、私もとても嬉しいです。
そういう方と今後も長くお付き合いしていきたいなって、思っています。

【9】ライターとしてスキルアップするために

よりわかりやすく、より読みやすい記事を心がけて作業を進めていただきたいです。

ワードプレス操作や文字装飾など、記事のクオリティが高いと判断した場合には、文字単価アップも検討をさせて頂きます。

(契約しているライターさんの中には、毎月30万円以上お支払いしている方もいます)

まずは作業にしっかり慣れていただき、継続した業務を心がけていただけますと幸いです。

読みやすい記事を書くための参考資料を共有いたします。

http://affiliate-kyouzai.com/matome/lighting-skill/
https://hiroki-suzuki.com/easy-to-read-blog
http://esquared.jp/blog/easy-to-read-blog/
https://mtame.jp/content_marketing/article_creation_tips/
https://tekito-style.me/columns/writting-structural-article
https://ferret-plus.com/12976
https://liginc.co.jp/web/useful/81080

他にもグーグル検索で

  • 記事の書き方
  • SEO対策 記事
  • 品質の高い記事
  • 読みやすい記事

と言ったキーワードで検索して頂くと、
参考になる情報を見つけやすいかと思います。

もしあなたがいろんなサイトを見ていく中で
「このサイトの記事の書き方とか文章の書き方、めっちゃわかりやすい!」
と思うサイトに出会うと思います。

そういうサイトをお気に入り保存しておき、チェックしておくのもいいでしょう。

なぜこの記事はわかりやすいのか、なぜこの記事は読みやすいのか、
なぜこの記事はわかりにくくてすぐページを閉じようと思うのか。

良いと思ったところはどんどん自分の中に吸収していきましょう。

ライティングマニュアルは以上となります。

マニュアルに関して疑問点や不明点などありましたら遠慮なくご相談くださいませ。

契約の関係上、開示できない実績も多数ございます。
詳しくはお問い合わせください。

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